SONY RX10M4 を平昌五輪の観客席で使ってみた | Using SONY RX10M4 at the Spectator Seat of the Pyeongchang Olympics

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SONY DSC-RX10M4(192mm Eq) ISO:100 F:8 Tv:1/2500s
夕暮れのジャンプ台
以前も書きましたが、SONY RX10M4を使っていると、急にリセットがかかる現象があり、困っていました。 江陵のメディアビレッジから程近い場所になっなんとSONYさんのプロサービスが開設してあったので、行ってみました。




バージョンアップ?

SONY PRO SUPPORT 設置場所が判りにくいけど、ちゃんとある

バージョン表記は1.00のまま
マネージャさんなどは『そんな現象は聞いたことがない』という事でしたが、女性の技術担当者は『半押ししてたらリセットされる現象ですね?』と判ってらっしゃる。

日本から対策ファームウェアをダウンロードし、アップデートしてくれましたが、バージョンの表記は Ver.1.00のままです。
一般公開されていないファームを入れられたんだけど、ファームの品質確認がされているかどうかは不明。

トライアスロン

SONY DSC-RX10M4(28mm Eq) ISO:100 F:8 Tv:1/320s
オリンピックらしい国旗
各国の旗がはためくとオリンピックらしい雰囲気になる。 普通にスナップ撮影するぶん妙な現象は起こらないし、今までと同じ様に普通に撮影出来る。

SONY DSC-RX10M4(600mm Eq) ISO:100 F:5.6 Tv:1/400s
トライアスロンでは特に問題なし
トライアスロンを観客席から撮影してみたけど、私が到着した時には選手を見渡せる場所は既に満員状態。 バックショットを撮影出来そうな場所に移動して撮ってみたけど、リセットが掛かることはありませんでした。

スピードスケート

SONY DSC-RX10M4(24mm Eq) ISO:100 F:5.6 Tv:1/30s
スピードスケートではどうか?
平昌のアルペンシアから江陵のオーバルへ移動して女子3000m決勝を見に来ました。 メディアバスを使えるので、アルペンシア→MPC→GMV→江陵オーバル へとスムーズに移動できます。
実は、平昌のアルペンシアで熱が出始めていて、移動中にだんだんと具合が悪くなっていました。 無理して江陵のオーバルへ来たのですが、ふらふら状態でした。

 【6:スピードが速いとピントが甘くなるのは変わらず:SONY DSC-RX10M4(595mm Eq) ISO:4000 F:4 Tv:1/2500s
スピードが速いとピントが甘くなるのは変わらず
スピードスケートのコーナーでは相対速度が大きく変化するのですが、RX10M4は相変わらずピントが甘い。 また、ロックオンが遅いので、明後日の被写体を捉えたりする。 選手がグラスをかけているので顔認識も効かないようで、撮影にはストレスがたまる...体調も悪いし。

SONY DSC-RX10M4(595mm Eq) ISO:4000 F:4 Tv:1/2500s
ゆっくいだとピントのキレは良い
ゴール後に流して一周している場合は選手がゆっくりなのでピントは良い。 選手の素敵な表情を捉えられる。

SONY DSC-RX10M4(595mm Eq) ISO:4000 F:4 Tv:1/2500s
オリンピックで素敵な笑顔
佐藤綾乃選手が自己ベストを2秒以上縮めてゴールした。 結果は8位だけど、オリンピックを笑顔で飾ることができたのはうれしい限りだ。 周りの観客も『おぉぉぉ』っとどよめいていた。 パシュートが楽しみだ。

まどめ

これまでは一日に一回くらいの頻度でリセットが掛かっていたけど、対策ファームだとリセットは発生しなかった。 ソニーさんの技術によると、半押し状態を多用する人はリセットが発生するそうだ。 でも、普通のカメラマンならAF-C半押しは多用するし、レスポンスも改善したファームを市場に投入してもらいたい。

そういえば、シャッター半押しのスイッチングポイントが妙なのを改造して貰えるのかを聴きそびれたのが惜しまれる。


おまけ

SONY FE 400mm F2.8 GM OSS が稼働していた。 オリンピックではカバーを被せないで存在をアピールしているのかしら?
小型が売りのα7/α9シリーズだけど、400mm F2.8 は一眼レフと変わらない大きさになるのは仕方ない...写せるのかが問題だねぇ。

遠目からみるとキヤノン機材と見間違うので、白黒カウントの時は注意が必要だ。 鏡筒の色をオレンジにしてくれれば一目瞭然だけど、そんなカッコ悪いレンズは嫌だ。
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